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AI議事録ツール比較|Notta / tl;dv / Otter / Fireflies の料金・無料枠【2026年11月更新】

最終更新: 2026年11月5日(料金と無料枠を各社の公式ページで確認し直しました)/初版: 2026年5月15日

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議事録づくりは、多くの人にとって気が重い作業です。録音を聞き返して書き起こし、整形するだけで30分以上かかることもあります。会議中にメモを取ることに気を取られると、議論そのものにも集中しにくくなります。

この手間を減らせるのが AI 議事録ツールです。この記事では、主要な AI 議事録ツール4つを、公開情報と各社の仕様をもとに比較します。料金と無料枠は2026年11月5日時点です。Notta については、無料プランを実際に試した検証記事もあります。

結論から書くと、日本語会議メインなら Notta がおすすめです。なぜそうなるか、根拠とともに解説していきます。

まず結論:用途別の正解(早見表)

詳細に入る前に、結論を表でまとめます。

あなたの主な会議推奨ツール月額(個人)
日本語の社内会議Notta無料〜1,185円/月(年払い)
英語のグローバル会議Otter.ai$8.33/月(年払い)/$16.99/月(月払い)
とにかく無料で済ませたいtl;dv無料(機能制限あり)
営業ヒアリング(録音→ CRM 連携)Fireflies$10/月(年払い)/$18/月(月払い)
出先・対面ミーティング録音Notta + Notta Memo(専用デバイス)Notta 月額 + デバイス価格

日本のビジネスパーソンが「1個だけ選ぶ」なら、Notta がおすすめ。理由は後述しますが、日本語の認識率は公称98.86%以上で(公式の条件は、フォーマルな会議で整然と話した場合)、UI も日本語に完全対応しています。

4ツールの基本情報(料金は2026年11月5日時点)

各ツールの正体を整理します。

Notta(ノッタ)

日本語に完全対応した AI 議事録ツール。UI もすべて日本語です。

  • 日本の運営会社: Notta株式会社(東京都千代田区)
  • 料金: 無料(月120分。1回3分まで)/ プレミアム 1,185円/月・ビジネス 2,508円/月(どちらも年払い、税込)
  • 主な機能: リアルタイム文字起こし、AI 要約、話者識別、Zoom/Teams/Google Meet 連携、翻訳(43言語)
  • 日本語認識率: 公称98.86%以上(フォーマルな会議で整然と話した場合)
  • 弱点: 無料は1回3分までなので、会議をまるごと文字起こしするには有料が前提

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Nottaの無料プランがどこまで使えるかは、Nottaの無料プランを実機検証した記事に詳しくまとめました(文字起こし精度の傾向や「1回3分」「ダウンロード不可」「単語登録3つ」などの無料の壁も、自分の声で実際に確認しています)。

tl;dv(ティーエルディーブイ)

「too long; didn’t view(長すぎて見れなかった)」の略名通り、長い会議を瞬時に要約してくれる海外発のツール。

  • 開発元: tl;dv(ドイツ)
  • 料金: 無料(録画と文字起こしは無制限。会議全体のAI要約はアカウント通算で最初の10会議まで、11回目以降は各会議の最初の10分だけ。録画の保存は3か月)/ Pro 1席あたり €18/月(年払い)・€29/月(月払い)。表示される通貨は地域で変わります
  • 主な機能: Zoom/Teams/Meet 連携、AI 要約、検索、ハイライト機能
  • 強み: 無料でも録画と文字起こしは無制限。ただしAI要約は通算10会議まで(11回目以降は各会議の最初の10分だけ)
  • 弱点: 日本語認識精度が Notta より一段落ちる、UI が英語ベース

Otter.ai(オッターAI)

英語の会議向けに広く使われている AI 議事録ツール。OtterPilot が会議に自動参加するのが特徴。

  • 開発元: Otter.ai(米国)
  • 料金: Basic 無料(月300分。1会話30分まで)/ Pro $8.33/月(年払い)・$16.99/月(月払い)/ Business $30/月(月払い)
  • 主な機能: OtterPilot 自動参加、ライブ要約、Slack 連携
  • 強み: 英語の会議向けの機能(OtterPilotの自動参加など)
  • 弱点: 日本語精度は Notta に大きく劣る(日本語混じりの会議だと使い物にならない場合あり)

英語の会議向けのツールなので、日本語の会議が中心なら、無料プランで日本語の書き起こしを確かめてから選ぶのが安全です。

Fireflies.ai(ファイヤーフライズ)

CRM 連携・営業ヒアリングに強い AI 議事録。Salesforce、HubSpot、Notion 等への自動連携が売り。

  • 開発元: Fireflies.ai(米国)
  • 料金: Free(文字起こしは無制限。保存はチームで400分まで。AI要約は回数制限あり)/ Pro $10/月(年払い)・$18/月(月払い)/ Business $19/月(年払い)・$29/月(月払い)
  • 主な機能: 50+ アプリ連携、AI 要約、トピック分析、感情分析
  • 強み: CRM 連携など、営業職向けの機能が充実
  • 弱点: 個人利用には機能過多、価格も他社より高め

性能比較:詳細マトリクス

4ツールを実用観点で比較します。

評価項目Nottatl;dvOtter.aiFireflies
AI 要約品質(日本語)◎○△○
無料プラン月120分(1回3分まで)文字起こし無制限。AI要約は通算10会議(以降は各会議の最初の10分)。保存3か月月300分(1会話30分まで)文字起こし無制限。保存はチームで400分
個人月額(有料)1,185円/月(年払い)€18/月(年払い)/€29/月(月払い)$8.33/月(年払い)/$16.99/月(月払い)$10/月(年払い)/$18/月(月払い)
Zoom/Teams/Meet 連携◎◎◎◎
CRM 連携△○○◎
モバイルアプリ◎○◎○
UI 日本語対応◎ 完全対応△ 英語ベース△ 英語ベース△ 英語ベース
オフライン録音対応△(アプリ録音は可)×△×

日本人ビジネスパーソンの会議のほとんどが日本語である現実を踏まえると、日本語に完全対応した Notta が使いやすいと言えます(Nottaの日本語認識率は公称98.86%以上。フォーマルな会議で整然と話した場合)。

実務シーン別の使い分け

具体的な業務シーンでどれが最適かを整理します。

シーン1:日本語の社内会議(週3〜5回・1回1時間)

→ Notta が最適

無料は1回3分までなので、1時間の会議を文字起こしするならプレミアム(年払いで月1,185円)が現実解です。

シーン2:英語のグローバル会議(週1〜2回)

→ Otter.ai が最適

OtterPilot の自動参加機能が便利。英語ネイティブと話す機会が多い人向け。

シーン3:営業職・カスタマーサクセス(顧客との通話を CRM に記録)

→ Fireflies が最適

Salesforce / HubSpot / Notion との自動連携で、議事録から CRM のリードレコードまで一気通貫。営業職なら検討必須。

シーン4:対面・出先での議事録(録音 → 後処理)

→ Notta + Notta Memo(専用デバイス) が最適

スマホアプリで録音もできますが、長時間の対面ミーティングならNotta公式の専用デバイス「Notta Memo」を併用するのが正解。録音漏れ・電池切れリスクを排除できます。

対面の会議や出先での打ち合わせが多く、スマホでの録音に不安がある人は、選択肢に入れておくとよいでしょう。

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シーン5:無料で済ませたい(個人ブログ運営者・学生)

→ tl;dv が最適

録画と文字起こしは無料でも無制限です。ただし会議全体のAI要約はアカウント通算で最初の10会議までで、毎月は戻りません。11回目以降は各会議の最初の10分だけが要約され、録画の保存は3か月です。要約まで使い続けるなら有料が前提です。

価格・コスパ比較

4ツールのコスト構造を整理します(2026年11月5日時点)。

個人利用(月額固定)

サービス月額元が取れる目安
Notta プレミアム1,185円/月(年払い)日本語会議週2回以上で即元取れる
tl;dv Pro€18/月(年払い)/€29/月(月払い)英語会議メインの人向け
Otter.ai Pro$8.33/月(年払い)/$16.99/月(月払い)英語会議週1回以上
Fireflies Pro$10/月(年払い)/$18/月(月払い)営業職・顧客通話多い人

隠れたコスト「自分の議事録作成時間」

見落とされがちなのが、議事録をつくる時間です。仮に1回30分かかり、時給5,000円とすると、次のような試算になります。

  • 月8回の会議 → 30分 × 8回 = 月4時間
  • 4時間 × 時給5,000円 = 月20,000円の隠れコスト

AI 議事録ツール(Nottaなら年払いで月1,185円)で、この作業を大きく減らせます。

用途別のおすすめ構成

用途で分けるなら、例えば次のような組み合わせが考えられます。

  • Notta プレミアム: 年払いで月1,185円(日本語社内会議のメイン)
  • Notta Memo: 出先ミーティング用に常時携帯
  • Otter.ai 無料: 英語の海外開発者ミーティング用に併用

日本語会議がメインなら年払いで月1,185円から、議事録作成の手間を大きく減らせる構成です。

【ポイント】 「議事録は人がまとめるもの」という前提を見直すと、会議の時間の使い方は大きく変わります。まずは無料の範囲から試すのがおすすめです。

どれを選ぶべきか:タイプ別推奨

A. 「日本人ビジネスパーソンで会議が多い」人

→ Notta プレミアム(年払いで月1,185円)

理由:日本語の精度、UI、サポートがどれも日本向け。

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B. 「対面・出先のミーティングが多い」人

→ Notta プレミアム + Notta Memo セット

理由:録音漏れ・電池切れリスクを排除しつつ、自動文字起こしの恩恵を最大化。

C. 「会議中はメモを取りたくない、完全に話に集中したい」人

→ AcalieSmart ZENCHORD1(Notta搭載AI議事録イヤホン)

最新の選択肢として、Notta 機能を内蔵したワイヤレスイヤホンも登場しました。手元の機器を一切操作せず、装着しているだけで会議の全文字起こしが完了します。

D. 「英語の会議メイン」

→ Otter.ai Pro(月払いで$16.99/月)

E. 「学生・予算ゼロ」

→ tl;dv 無料プラン

失敗しがちな選び方の落とし穴

ツール選びで失敗しがちなパターンを挙げておきます。

落とし穴1:無料プランだけで判断する

Notta の無料プランは月120分あっても1回3分までなので、実会議では最初から足りません。「無料で十分」と思って使い始めると、肝心な会議で使えずに困ることがあります。会議で使うなら、無料で短い音声を試したあと、プレミアムを検討するのが現実的です。

落とし穴2:英語精度を日本語精度と混同する

英語の精度が高いという評判だけで「精度高そう」と判断すると失敗します。日本語精度は別の話。必ず「自分の主言語での精度」で判断してください。

落とし穴3:Zoom 連携を確認せずに契約

会社の Zoom が「セキュリティ上の理由で外部Bot参加禁止」になっている場合、自動参加機能が使えません。契約前に IT 部門に確認してください。これを見落とすと、契約後に使えず月額が無駄になりかねません。

落とし穴4:CRM 連携が必要なのに Notta を選ぶ

Notta は CRM 連携が弱め。営業職で「議事録から自動的に Salesforce へ」を実現したいなら、Notta より Fireflies の方が向きます。自分のワークフローと照らし合わせるのが重要。

今後の展望

AI 議事録の主要トレンドは以下の方向に進むと予想されます。

  • 音声認識精度のさらなる向上
  • AI 要約の質的向上(議論の論点を構造化する能力UP)
  • ハードウェア連携の進化(イヤホン・スマートグラス内蔵型が増える)
  • オフライン処理の普及(プライバシー懸念に対応した端末内処理)

個人の意見: 「議事録は人間が書くもの」という常識は、これから薄れていくと考えています。SE として10年働いてきた立場から見ても、今から AI 議事録の使い方に慣れておくのは、キャリアのうえで損のない準備だと考えています。

まとめ:今すぐ動くなら

最後に、最短で結果を出したい人向けの行動指針を3つ。

  1. 日本語会議メインなら、まず Notta の無料プランで試し、合えばプレミアム(年払いで月1,185円)へ
  2. 出先・対面会議が多いなら、Notta Memo も併用 — 録音漏れ事故ゼロ
  3. 無料で試したいなら、tl;dv の無料枠で試す(会議全体のAI要約は通算10会議まで)。物足りなくなったら Notta へ

迷っているなら、まず Notta の無料プランで短い音声を試してみてください。手間なく始められるので、自分の会議に合うかを見てから有料を考えれば十分です。


本記事について: 2026年5月15日に執筆し、2026年11月5日に料金と無料枠を各社の公式ページで確認し直しました。

アフィリエイトについて: 本記事はアフィリエイトリンク(広告)を含みます。掲載内容は公開情報と、Notta 無料プランの検証(別記事)に基づくもので、各社から対価を受けて評価を変えることはありません。


参考情報

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書いた人

シュン

現役SE、ローカルAIラボ運営。AIコーディング・AIサービス比較・ローカルLLM・業務自動化を、実務目線で実際に使って検証・比較しています。

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